みなさんこんにちは。
長野県長野市にあるみやざわ整骨院の院長、宮澤です。
今回はテニス肘になったら整形外科と整骨院のどちらに行けばいいの?
という疑問について解説していきたいと思います。
目次
テニス肘とは?
テニス肘の正式な名前は上腕骨外側上顆炎と言います。
上腕骨外側上顆には手首を動かすための筋肉がたくさんついており、テニスなどで手首を頻繁に動かすことで炎症が起きてしまうことがあります。
テニスプレイヤーに多いケガであることからテニス肘という名前がついていますが実際にはデスクワークや家事などでも起きることも多々あります。
>>テニス肘について更に詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい
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テニス肘は整形外科と整骨院のどちらでも治療可能
テニス肘になった場合は整形外科と整骨院のどちらでも治療することが可能ですが治療内容に違いがあります。
ここでは簡単に整形外科と整骨院ではテニス肘に対してどんな治療をするのかを解説します。
整形外科と整骨院のどちらかを選ぶ際の材料にして頂ければと思います。
整形外科でのテニス肘の治療
整形外科と整骨院とで治療内容に最も違いが出るのが
- レントゲンやMRIなどの画像診断は病院でしかできない
- 注射や手術などは病院でしかできない
- 痛み止めの薬などは病院でしか処方できない
という点です。
これらは整骨院ではできない治療方法なので
- MRIでしっかり肘を検査したい
- 注射や手術でテニス肘を治したい
- 痛み止めを飲んで痛みをやりすごしたい
と考える方は整骨院よりも整形外科に行くことをおすすめします。
整骨院でのテニス肘の施術方法
整骨院では保存療法でテニス肘に対して施術をしていきます。保存療法とはオペや注射などを使わずにテニス肘を治していく方法です。
整骨院によって施術内容には違いがありますが当院で行っているテニス肘の施術方法について紹介していきたいと思います。
アイシング・温熱療法
受傷直後のテニス肘などは中で炎症が起きているため、アイシングを行い炎症が早く治まるようにします。
またある程度、炎症が落ち着いてきたら今度は温熱療法といい、温めることで血流を良くして痛みが早く取れるようにしていきます。
電気療法
患部に電気を流すことで筋肉を収縮させて血流を良くします。血流が良くなることで炎症の早期鎮静や疼痛の除去などの効果が期待できます。
筋肉の調整
炎症が起きている筋肉や靭帯などに対しての調整を行います。例えば炎症が起きている部分をほぐして筋肉の柔軟性を向上させたり、手首や肩の関節を動きやすくすることで肘に掛かる負担を減らすような調整を行います。
テーピング・サポーター
テニス肘になってしまったけどどうしても大会に出たい人や日常的に肘に負担のかかるお仕事をしていている人にはテーピングをしたり、サポーターをつけて頂いています。テニス肘になる原因はスポーツや日常生活の動作と密接な関係があるため、症状をいち早く改善するためにはテーピングやサポーターが必要な場合もあります。
動作指導・セルフケア指導
テニス肘はスポーツの他にも日常生活上の動作でも発生することがよくあります。その場合はどの動作がテニス肘の原因なっていてどういう風に動けばいいのかをアドバイスさせて頂いています。
当院では美容師の方やデスクワークの方がテニス肘になってしまい、動作指導で負担のかかる動作を減らしただけで症状が軽減したケースもたくさんあります。
またセフルストレッチやアイシングの仕方など整骨院で施術ができない場合にどのようにセルフケアをすれば良いのかもアドバイスさせて頂いております。
整骨院でテニス肘は保険を使って施術できる?
整骨院で保険を使って施術できるのは骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷(肉離れを含む)と決められています。
急性の症状であれば保険を使って施術することも可能ですが、痛みが出てから数ヶ月経過したテニス肘は保険適応外となってしまうこともあります。
もし、テニス肘の症状でお悩みならなるべく早く、病院や整骨院に通院した方が良いでしょう。
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ここまでを簡単にまとめると
- テニス肘は整形外科でも整骨院でも治療することは可能
- 整形外科ではレントゲンや手術、痛み止めによる治療ができる
- 整骨院では保存的な療法で良くしていく
となっています。
また整骨院は土日や夜遅くまで受付をしている所もたくさんあります。自分の症状やライフスタイルに合わせてテニス肘の治療をして頂ければと思います。
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