みなさんこんにちは。
長野県長野市にあるみやざわ整骨院の院長、宮澤です。
今回は寝違えてしまったら整形外科と整骨院のどちらに行けばいいの?
という疑問について解説していきたいと思います。
目次
寝違えとは?
寝違えとは、首の後ろや首から肩にかけての筋肉やすじに炎症が起こっている状態を指します。主な症状は激しい痛みや張り感、首の自由な動きが制限されることです。睡眠中の姿勢や枕の選択などが原因となり、再発や慢性化することもあります。一般的には軽度の疾患であり、自然に治癒することが多いとされています。
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寝違えの原因は?
寝違えの原因には、不自然な姿勢での寝ている時間が長いことや、疲れやストレス、深酒などから寝返りを打つ回数が少なくなって首に負担がかかる姿勢が長く続いたことが挙げられます。また、枕などの寝具が合っていないことや、前日に手や腕を使いすぎていたり、普段から首や肩まわりの血行が悪くなっていることが原因となることもあります。また、スポーツや労働などで特定の筋肉を疲れさせたり、筋肉や靭帯に負荷がかかりすぎた場合にも、寝違えを引き起こすことがあります。
整骨院と整形外科のどちらでも寝違えの治療は可能
寝違えになった場合は整形外科と整骨院のどちらでも治療することが可能ですが治療内容に違いがあります。
ここでは簡単に整形外科と整骨院では寝違えに対してどんな治療をするのかを解説します。
整形外科と整骨院のどちらかを選ぶ際の材料にして頂ければと思います。
整形外科での寝違えの治療
整形外科と整骨院とで治療内容に最も違いが出るのが
- レントゲンやMRIなどの画像診断は病院でしかできない
- 注射や手術などは病院でしかできない
- 痛み止めの薬などは病院でしか処方できない
という点です。
これらは整骨院ではできない治療方法なので
- レントゲンやMRIでしっかり首の検査をしたい
- 痛み止めを飲んで痛みをやりすごしたい
と考える方は整骨院よりも整形外科に行くことをおすすめします。
整骨院での寝違えの施術方法
整骨院によって施術内容には違いはあると思いますが当院で行っている寝違えの施術方法について紹介していきたいと思います。
アイシング・温熱療法
痛みが出たばかりの寝違えは炎症が起きていることが多いため、アイシングを行い炎症が早く治まるようにします。
また痛みが出てから数日経過した寝違えの場合は温熱療法を行います。これは患部を温めることで血流を良くして痛みが早く取れるようにしていく施術です。
電気療法
患部に電気を流すことで筋肉を収縮させて血流を良くします。血流が良くなることで炎症の早期鎮静や疼痛の除去などの効果が期待できます。
筋肉の調整
炎症が起きている筋肉などに対しての調整を行います。例えば炎症が起きている部分をほぐして筋肉の柔軟性を向上させたり、肩や腕などの寝違えに関係する筋肉をほぐすことで痛みの軽減したり動かしやすくなる等の効果が期待できます。
テーピング
寝違えてしまったけど仕事やスポーツなどの大会があるから一刻も早くなんとかしたい‼という場合は寝違えている筋肉に対してテーピングをすることもあります。
テーピングをすることで痛みが軽減したり動きやすくなることが期待できます。
動作指導・セルフケア指導
頻繁に寝違える人もいますがその場合は日常生活の中の動作や寝具などに問題ないか確認させて頂いています。
何度も寝違えを繰り返してしまう人や慢性的に首や肩に痛みがある人はお気軽にご相談下さい。
まとめ
ここまでを簡単にまとめます。
- 寝違えは整骨院でも整形外科でもどちらでも治療は可能
- レントゲンやMRI、薬の処方をしてもらいたい人は整形外科がおすすめ
- 手技での施術をしてもらいたい人は整骨院がおすすめ
となっています。
また整骨院は土日や夜遅くまで受付をしている所もたくさんあります。自分の症状やライフスタイルに合わせて寝違えの治療をしていきまよう。
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