みなさんこんにちは。
みやざわ整骨院の院長、宮澤です。
今回はぎっくり腰になった場合、整形外科と整骨院どちらに行けばいいの?という疑問について解説しました。
整形外科に行った方が良いぎっくり腰
一口にぎっくり腰と言っても症状は様々です。ぎっくり腰の中でも特に重たい症状の方や他の病気が原因で腰痛を発生している場合などは整骨院よりも先に病院を受診しましょう。
腰痛の中でも特に重篤で他の病気と合併して起きる症状としてレッドフラッグサインがあります。
- 20歳未満か55歳以上
- 時間や活動性に関係のない腰痛(安静時痛)
- がん、ステロイド治療、HIV感染の既往
- 栄養不良
- 体重減少
- 広範囲に及ぶ神経症状
- 構築性脊椎変形(側弯症や後弯症)
- 発熱
上のような症状が腰痛と一緒に出現している場合はガンの脊椎転移や内臓疾患による腰痛の可能性がありますのでまずは病院を受診しましょう。
また骨粗鬆症の現病歴がある方も脊椎の圧迫骨折をしている可能性があるため当院では病院の受診をおすすめしています。
整骨院で施術ができるぎっくり腰
整骨院では主に筋肉や筋肉を包む筋膜が原因となったぎっくり腰(筋・筋膜性腰痛)を中心に施術を行います。
筋・筋膜性腰痛の特徴は
- 足への痺れなどがない
- 安静時は痛みがない
といった特徴があります。
足にかけて痺れが出ている場合は腰椎(腰の背骨)部分で神経に対して何かしらの障害が出ていることが考えられるのでまずは病院に行ってレントゲンを撮ってもらった方が良いでしょう。
また安静時にも腰に強い痛みを感じる場合は筋・筋膜性以外の原因が考えられるのでこの場合も病院に行くことをおすすめします。
安静時痛も足への痺れもない場合は整骨院でも充分に治療(施術)をすることが可能です。
最寄りの整骨院へご相談して見て下さい。
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございました。
簡単にまとめると
- ぎっくり腰になったらレッドフラッグサインが無いか確認する
- 安静時痛や痺れが有る場合は病院に行く
- それ以外は整骨院でもぎっくり腰の治療(施術)はできる
この3点を覚えておいて頂ければと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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