みなさんこんにちは。
みやざわ整骨院の院長、宮澤です。
今回は整骨院の保険金詐欺と患者様が巻き込まれないようにするためにはどうしたらよいかについて解説していきたいと思います。
長野市で交通事故治療ができる整骨院を探している方はぜひ当院へ‼
上のページで詳しくおすすめポイントを解説しています。
気になることがあればお気軽にご相談下さい。
目次
整骨院での保険金詐欺とは
交通事故で怪我をされた場合、整骨院で治療を受けることが可能です。通常であれば来た日数や施術の内容によって費用を計算して保険会社に請求することになります。
ただし整骨院がより多くの治療費を受け取るために来ていない日を来たことにして請求する水増し請求や実際には施術をしていない箇所や必要のない箇所を施術する架空請求などがあります。
また仲間内で共謀して事故を起こし保険金を搾取するというケースもあります。
架空請求については大多数の患者様が事故後に病院に行き診断書を作成することから整骨院で勝手に増やすケースは珍しいですが通院日数を水増しして請求する事件は度々、ニュースなどでも報道されます。
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患者が整骨院と共同して保険金詐欺を行うケース
水増し請求は大きく分けて2つのケースがあります。患者と整骨院が共同で保険金詐欺を行う場合と患者は何も知らない状況で整骨院側が勝手に水増し請求を行っているケースです。
患者が水増し請求に加担する理由の多くは
- 通院日数を増やした方が慰謝料を多く貰える
- 整骨院側に現金などの報酬と引き換えに水増しを了承する
この2つです。
もし患者が整骨院の行う保険金詐欺を知っていて加担していた場合は患者も詐欺の共謀をしたとして逮捕されるケースがあります。
その場合は
- 刑事事件(詐欺罪)として逮捕される可能性がある
- 民事事件(損害賠償請求)を受ける可能性がある
ことを覚えておきましょう。
もし整骨院側から通院日数を増やしてあげるなどの誘いがあった場合はしっかりと断り別の整骨院に通院した方が良いでしょう。
患者が知らずに整骨院が保険金詐欺をしていた場合
患者自身が知らないところで整骨院側が勝手に保険金詐欺をしている場合もあります。
このような場合でも整骨院が保険金詐欺をしていたことが判明した場合
- 詐欺の共謀ではないかと疑われる
- 通院費や慰謝料の支払いが遅れる
などのように患者自身が不利益を被るケースもあります。
一見すると防ぎようのない感じもしますが患者自身が気をつけることで整骨院の保険金詐欺に巻き込まれないようにすることもできます。
整骨院の保険金詐欺に巻き込まれないようにするために
この項目では患者が整骨院の保険金詐欺に巻き込まれないようにするためのポイントを解説していきます。
よく分からない書類にはサインしない
詐欺を行う整骨院の中には患者が詐欺の共謀だと認めさせたり、保険会社とトラブルが合った際には金額は全て患者が負担するといった内容の書類を用意していることがあります。
もし、整骨院に通ってサインを求めらた場合は何のための書類なのかを聞き、不信感を持ったら安易にサインしない方が良いでしょう。
医療明細・保険金明細書を確認する
医療明細や保険金明細書には整骨院から保険会社に請求した内容が書かれています。その際に自分が通院した日と整骨院が請求している日が合っているか確認することが重要です。
そのためにも自分が通院した日はカレンダーなどにメモしておくと後で調べやすくなるのでおすすめです。
違和感を感じたら保険会社に相談する
整骨院で施術者と会話している際などに違和感を感じる言動などがあったら放置せずに保険会社に相談することをおすすめします。
「こんなことで相談したらまずいかな?」と思って放置しているといざ、保険金詐欺が明るみになった際にあなたも共謀だったのでは?と疑われてしまうこともあります。
些細なことでも気になることがあれば保険会社に相談してみると良いでしょう。
当院での取り組み
保険金詐欺や詐欺を疑われないようにしている当院の取り組みを紹介します。
事故後の初回は病院に通院してもらう
当院ではどんな事故でも最初は病院に通院してから来院して頂くようお願いしております。病院で作成してもらった診断書に準じて当院でも施術を行い架空請求と疑われないようにしております。
定期的に病院に通院してもらう
当院に通院して頂くようになった後でも少なくとも1ヶ月に1回程度は病院に通院してもらうことをお願いしております。
整骨院だけの通院ですと治療の必要性を疑われてしまうケースがあるため医師の診断を定期的に受けて頂くようお願いしております。
通院日数確認書への署名
当院では通院日数確認書を用意しております。これは患者様が来院して頂いた際に毎回、記入して頂く書類で水増し請求を防ぐ他、事務上のミスで通院日数を間違えないようにするためにも取り入れております。
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