症状別

テニス肘

みなさんこんにちは。

みやざわ整骨院の院長、宮澤です。

今回はテニス肘について解説していきたいと思います。

テニス肘とは?

テニス肘の正式な名前は上腕骨外側上顆炎と言います。

上腕骨外側上顆には手首を動かすための筋肉がたくさんついており、テニスなどで手首を頻繁に動かすことで炎症が起きてしまうことがあります。

テニスプレイヤーに多いケガであることからテニス肘という名前がついていますが実際にはデスクワークや家事などでも起きることも多々あります。

 

テニス肘の原因

テニス肘の原因は主にオーバーユース(使いすぎ)です。

特に痛みが発生しやすい筋肉が「短撓側手根伸筋」でこの筋肉は主に手首の背屈(手首を甲側に曲げる)を行います。

テニスでボールを打つときは手首に力が入ったり衝撃が肘にまで届くので何度も繰り返すうちに炎症が起きてしまいます。

バックハンドでボールを打つときは特にこの短撓側手根伸筋を酷使することになるので痛みが強くなると言われています。

テニス以外では

  • 重たいものをよく持つ
  • マウスやキーボードをよく使う
  • 赤ちゃんを抱っこする

などのように手首を頻繁に使う人がなりやすいと言われています。

更年期とテニス肘

女性では更年期によってテニス肘が発生するという説があります。以下に更年期とテニス肘の関連についての情報をまとめました。

  1. 更年期における関節痛の発生:
    • 更年期には、女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下します。このホルモンは血管、骨、筋肉、自律神経、代謝など体の多くの部分に影響を及ぼします。
    • 45歳を過ぎると、手指や肘、腰、膝、足首などの関節に痛みを感じることがあり、これは更年期が原因である可能性が高いです。
    • 更年期後期には、関節痛が特に出やすくなります。これは卵胞ホルモンの分泌がほとんどなくなり、体の機能が弱くなるためです。
  2. テニス肘との関連性:
    • テニス肘は、肘の外側に痛みを感じる状態で、特に手首や腕の反復運動によって引き起こされます。
    • 更年期における関節痛は、卵胞ホルモンの減少により関節の間の軟骨が作られなくなることが原因です。これにより関節の「クッション」が不足し、痛みが生じやすくなります。
    • 更年期による関節痛がテニス肘のような症状を引き起こす可能性があります。特に、更年期には関節の痛みが手指や肘に現れることが多いため、テニス肘と関連付けられることがあります。

 

テニス肘の症状

テニス肘(医学的には外側上顆炎とも呼ばれる)は、肘の外側に痛みを感じる状態で、主に腕の過度な使用によって引き起こされます。
初期症状から重症化するまでの一般的な進行順序は以下の通りです。

  1. 初期症状:
    • 肘の外側に軽い痛みや違和感が現れる。
    • 物を持ち上げる、握る、ひねるなどの動作時に痛みが増す。
    • 休息により痛みが和らぐことがある。
  2. 症状の進行:
    • 痛みが持続し、日常生活の動作で頻繁に感じるようになる。
    • 肘の外側が触れるだけで痛むようになる。
    • 痛みが腕全体に広がることもある。
  3. 慢性化:
    • 痛みが慢性的になり、休息しても改善しない。
    • 握力の低下や手のひらでの物の持ちづらさ。
    • 夜間や安静時でも痛みを感じるようになる。
  4. 重症化:
    • 極度の痛みと腫れがあり、腕を動かすことが困難になる。
    • 長期間の治療やリハビリテーションが必要になる。
    • 症状が改善しない場合、手術が必要になることもある。

テニス肘は、早期に適切な治療を行うことで改善が見込めますが慢性化や重症化するとなかなか治癒するのに時間がかかる傾向があります。

症状が現れたら、無理をせず病院や整骨院に相談しましょう。

 

テニス肘を放置しておくとどうなる?

テニス肘の初期は違和感やたまに痛みを感じる程度なので放置してしまうケースが非常に多いです。

当院に来るテニス肘の患者様の多くは初めて痛みが出てから3ヶ月から半年くらい経過しており「治ると思っていたんだけどなかなか痛みが改善しなかったので来きました」という方が多いです。

その場合ですと既に慢性化もしくは重症化しており、完治するまでに長い時間がかかることもあります。

肘に痛みが出て一ヶ月経過しても改善しない場合はお近くの病院や整骨院に行き早期治療を開始することが最も重要です。

 

テニス肘の治療法

まずは炎症を落ち着かせることを最優先とします。しばらくスポーツや患部に負荷のかかる動作はお休みした方が良いでしょう。

腫れや熱感がある場合はアイシングや湿布などを行います。

当院では低周波治療や患部の血流促進、疼痛緩和のための筋肉調整やストレッチを行います。またキネシオテープによるテーピングやサポーターなどの提案もさせて頂いております。

テニス肘のセルフケア

この項目ではテニス肘のセルフケアの方法を紹介していきます。

湿布の貼り方

痛みの場所を覆うように湿布を貼ります。

関節が曲がる部分なので浮いてしまう場合は上の写真のように湿布の四辺の真ん中に1cm程度の切り込みを入れることで湿布の浮き上がりを防止することができます。

テニス肘の人におすすめの湿布

テニス肘の患者様に「湿布はどんなものがおすすめですか?」と聞かれることがよくありますが当院ではロキソニンテープをおすすめしています。

おすすめの理由としては

  • 1日1回で24時間効果が続くこと
  • 鎮痛消炎効果が高いこと
  • 今まで施術させて頂いた方の声を聞くと最も効果が期待できる

からです。

特に下で紹介しているロキソニンテープは鎮痛消炎作用のあるロキソプロフェンナトリウム水和物分量が8.1gと他のロキソニンテープよりも多く入っているので強い痛みの方にはおすすめです。

 

サポーター

テニス肘の人がサポーターを着けることには、いくつかのメリットがあります。

サポーターを着用する主な利点は以下の通りです:

  1. サポートと安定化
    サポーターは肘の動きをサポートし、関節にかかる負担を軽減します。これにより、痛みの軽減や再発防止に役立ちます。
  2. 圧迫効果
    サポーターは適度な圧迫を提供し、腫れや炎症を抑えるのに役立ちます。
  3. 活動制限
    過度の動きを制限し、肘への余分なストレスを防ぎます。これは治癒プロセスを助けることができます。
  4. 痛みの軽減
    サポーターは痛みを軽減し、日常生活やスポーツ活動をより快適に行えるようにします。
  5. 自己意識の向上
    サポーターを着用することで、肘の状態についての自己意識が高まり、無理な動作を避けるようになります。

ただし、サポーターの選び方や着け方が重要です。不適切なサポーターは逆効果になることがあるからです。

次の項目では私がおすすめするテニス肘用のサポーターを紹介します。

テニス肘の人におすすめの医療用サポーター

このサポーターのおすすめする理由は

  1. テニス肘に特化したデザイン


    テニス肘のサポーターは痛みの出ている筋肉をパッドで圧迫することで痛みを抑えます。
    このサポーターはパッド部分が大きく、ストラップの長さも長いのでしっかりとホールドしてくれます。
    日常生活はもちろん、スポーツなどで腕を大きく動かす際もズレずにサポートしてくれるのでおすすめです。
  2. 快適な素材:
    幅広のストラップとネオプレン素材を使用しており、長時間の着用でも快適に過ごせるように設計されています。
    仕事中や日中はサポーターを装着して過ごしたいという人にもおすすめできます。
  3. 簡単な装着:
    マジックテープを採用しているため、片手で簡単に装着でき、しっかりとフィットします。
  4. 多用途性:
    日常生活や様々なスポーツ活動中にも使用できる汎用性があります。
  5. 実際に使ったユーザーから好評

     アマゾンのレビューですが8,146件のレビューのうち、半分以上の人が星5つをつけています。
    アマゾンで肘のサポーターはたくさん売っていますがここまで高評価なサポーターはこのサポーターだけでした。

 

ストレッチ

ストレッチはテニス肘の痛みの緩和や予防にも役立ちます。動画を参考にストレッチを行うと良いでしょう。

ただしストレッチをして強い痛みが出現する場合は無理に行わずに安静にすることをおすすめします。

セルフマッサージ

痛みの出ている部分よりも少し下を中心にさするようにセルフマッサージを行うことで筋肉の柔軟性と血流の改善を図れます。

セルフでマッサージを行う場合は強くやりすぎて症状が悪化してしまうことも多いので優しくやりましょう。

テーピング

テーピングも効果的です。特に痛みが有りながらもどうしてもスポーツや仕事を休めない。と言った人にはセルフテーピングが効果的です。動画は貼っておきますので参考にしてみてください。

テニス肘が治らないときは

まだ医療機関を受診していない場合は早めに受診しましょう。当院では電気療法や患部の負荷を軽減するための筋肉調整、柔軟性向上のためのストレッチや運動療法、テーピングなど患者様本人に合わせた施術プログラムを提供しております。

もしテニス肘の症状でお悩みの際はお気軽にご相談下さい。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。