みなさんこんにちは。
みやざわ整骨院の院長、宮澤です。
今回はシンスプリントについて解説していきたいと思います。
目次
シンスプリントとは?
シンスプリントとは脛骨(けいこつ)と呼ばれる骨の骨膜に炎症を起きた状態です。脛骨過労性骨膜炎と呼ばれることもあります。
シンスプリントの症状
シンスプリントの症状は主に運動時や運動後の痛みです。
上の画像のように膝下1/3から下にかけて幅広い範囲で痛みが発生します。疲労骨折の場合は骨折部に限局した痛みが発生しますがシンスプリントの場合は骨膜なので全体的に広く痛みが発生するという特徴があります。
通常は運動時や運動後の痛みだけですが悪化すると安静時にも痛くなることもあります。
シンスプリントの原因
シンスプリントの原因の多くはオーバーユース(使いすぎ)にあります。
特に陸上競技やサッカーなど中長距離を走る選手がなりやすいと言われています。走り込みなどを繰り返すことで脛骨の骨膜に負荷が加わり炎症を起こします。
他にシンスプリントになりやすい特徴として
- 扁平足
- 硬いアスファルトなどでの練習
- 靴が合っていない(踵部分がすり減ってしまっている)
- ランニングフォームが正しくない
といったことが原因となることもあります。
シンスプリントの治療法
まずは安静にして炎症を抑えることを最優先とします。通常であれば2週間程度の安静で痛みが落ち着く場合がほとんどです。
腫れや熱感がある場合はアイシングや湿布などを行います。
当院ではそれに加えて低周波、患部の血液循環や痛みに関連する筋肉の柔軟性向上のための筋肉調整やストレッチ、キネシオテープによるテーピングや運動療法、サポーターの提案などを患者様の状態に合わせて提供させて頂いております。
シンスプリントのセルフケア
この項目ではシンスプリントのセルフケアについて書いていきます。
湿布の貼り方
痛みがある部分を覆うように湿布を貼ります。湿布が浮いてきてしまう場合は上の写真のように湿布の四辺の真ん中に0.5cm程度の切り込みを入れることで湿布の浮き上がりを防止することができます。
シンスプリントにはロキソニンテープがおすすめ!
シンスプリントの患者様に「湿布はどんなものがおすすめですか?」と聞かれることがよくありますが当院ではロキソニンテープをおすすめしています。
おすすめの理由としては
- 1日1回で24時間効果が続くこと
- 鎮痛消炎効果が高いこと
- 今まで施術させて頂いた方の声を聞くと最も効果が期待できる
からです。
特に下で紹介しているロキソニンテープは鎮痛消炎作用のあるロキソプロフェンナトリウム水和物分量が8.1gと他のロキソニンテープよりも多く入っているので強い痛みの方にはおすすめです。
テーピング
テーピングはシンスプリントの疼痛の緩和や負荷軽減に役立ちます。
当院にご来院できる方は貼らせて頂きます。
セルフマッサージ
セルフマッサージも疼痛の軽減や血液循環を良くしたりするのに役立ちます。
セルフマッサージをする際には痛みに注意して行いましょう。
ストレッチ
ストレッチもシンスプリントの疼痛の緩和などに役立ちます。
こちらの動画に詳しくやり方が書いてありので参考にしてみて下さい。
サポーター
サポーターもシンスプリントの改善に役立ちます。スポーツ用品店などではシンスプリント専用のサポーターも販売されています。試着した上で自分に合うサポーターを選びましょう。
シンスプリントが治らないときは
まだ医療機関を受診していない場合は早めに受診しましょう。当院では電気療法や患部の負荷を軽減するための筋肉調整、柔軟性向上のためのストレッチや運動療法、テーピングなど患者様本人に合わせた施術プログラムを提供しております。
もしシンスプリントの症状でお悩みの際はお気軽にご相談下さい。
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