みなさんこんにちは。
みやざわ整骨院の院長の宮澤です。
今日はアキレス腱炎について解説していきたいと思います。
アキレス腱炎とは?
アキレス腱とはふくらはぎの筋肉と踵を結ぶ腱のことです。この腱の部分に炎症が起こった状態をアキレス腱炎と呼びます。
スポーツなどで頻繁に走ったり、ジャンプを繰り返すことでアキレス腱に過度に負荷がかかり炎症が起きてしまうケースが多く見られます。
同じアキレス腱でも炎症の出る部分により①アキレス腱炎②アキレス付着部炎③アキレス腱周囲炎④アキレス腱滑液包炎の4つに分類されます。
どの部分の炎症でも基本的にはアキレス腱炎と同じ方法で治療していくことが多いです。
アキレス腱周囲炎
アキレス腱の周囲の軟部組織に炎症が起きた状態です。
アキレス腱付着部炎
アキレス腱が踵に付着している部分で炎症が起きた状態です。
アキレス腱滑液包炎
アキレス腱とか踵の間にある袋(中は液体)の部分で炎症が起きるた状態です。
アキレス腱炎の症状
運動時のアキレス腱部の痛みが主ですが悪化すると通常の歩行時にも痛みを感じたり安静時にも痛みを感じることがあります。また自分でアキレス腱部の圧痛、熱感、腫脹などを認めることがあります。さらに悪化すると痛くて歩けないケースもあります。
アキレス腱炎の治し方
まずは安静にすることが一番です。スポーツなどのオーバーユーズが原因となっている場合はしばらく中止した方が良いでしょう。
またアイシングや湿布などで炎症を抑えることも効果的です。また扁平足などの足部のアライメント異常がある場合はインソールなどが有効な場合もあります。
治療期間はおおよそ2週間~6週間程度になることが多いです。
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アキレス腱炎のセルフケア
この項目ではアキレス腱炎になってしまった場合のセルフケアの仕方を紹介していきます。
湿布の貼り方

https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_loxonin-s/gaiyou/loxonin-s_pap/より転載
上の画像のようにアキレス腱部に湿布を貼りましょう。踵の部分は歩いている際にぐちゃぐちゃになってしまうことが多いので穴を空けておく方が良いでしょう。
アキレス腱炎にはロキソニンテープがおすすめ!
アキレス腱炎の患者様に「湿布はどんなものがおすすめですか?」と聞かれることがよくありますが当院ではロキソニンテープをおすすめしています。
おすすめの理由としては
- 1日1回で24時間効果が続くこと
- 鎮痛消炎効果が高いこと
- 今まで施術させて頂いた方の声を聞くと最も効果が期待できる
からです。
特に下で紹介しているロキソニンテープは鎮痛消炎作用のあるロキソプロフェンナトリウム水和物分量が8.1gと他のロキソニンテープよりも多く入っているので強い痛みの方にはおすすめです。
テーピング

https://www.battlewin.com/howto_taping/achilles_01/index.htmlより転載
アキレス腱炎のテーピング方法としてキネシオテープを使った方法があります。キネシオテープは薬局などでも買うことができるのでおすすめです。
ストレッチ
アキレス腱炎のストレッチ方法を紹介した動画がありましたので紹介します。
サポーター
アキレス腱を保護し足首の動きをサポートすることでアキレス腱にかかる負担を軽減することができます。
最近ではアキレス腱専用のサポーターも販売しています。近所のスポーツ用品店で試着した上で購入することをおすすめします。
マッサージ
セルフでマッサージをする場合は患部を直接、触るのではなくふくらはぎをさするような感じでマッサージしてあげることでアキレス腱にかかっている負荷を軽減する効果が期待できます。
アキレス腱炎が治らないときは
まだ医療機関を受診していない場合は早めに受診しましょう。当院では電気療法や患部の負荷を軽減するための筋肉調整、柔軟性向上のためのストレッチや運動療法、テーピングなど患者様本人に合わせた施術プログラムを提供しております。
もしアキレス腱炎でお悩みの際はお気軽にご相談下さい。
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